エトロフ発緊急電
佐々木譲の代表作の一つ。
時代は第二次大戦。
改めて歴史の勉強にもなりました。
真珠湾の史実は、知っていたつもりでしたが…。
択捉島から発進していたとは。
正直、知らなかった。
勉強不足かな。
それにしても、北海道を舞台すると
輝きは増しているような…。
北の大地。
たまには訪れたいですね。
これまでの旅の経験は…。
大学時代に北海道一周。
社会人になってからはサハリン。
何かにそそられます。
佐々木譲の代表作の一つ。
時代は第二次大戦。
改めて歴史の勉強にもなりました。
真珠湾の史実は、知っていたつもりでしたが…。
択捉島から発進していたとは。
正直、知らなかった。
勉強不足かな。
それにしても、北海道を舞台すると
輝きは増しているような…。
北の大地。
たまには訪れたいですね。
これまでの旅の経験は…。
大学時代に北海道一周。
社会人になってからはサハリン。
何かにそそられます。
佐々木譲の作品。
でも、かなり趣の異なる物語。
舞台は大田区糀谷界隈。
零細工場の再建を柱に、話は進みます。
ガラスやレンズの世界が詳細に描かれて、専門用語もかなり登場。
でも、それも心地良い。
職人の匠の世界。
コンピューター制御に劣らぬ技術は、町工場に根付いてる。
脇から眺めていても、飽きずに楽しめる。
そんな風に思えます。
鳴海章の作。
副題は、対テロ特殊部隊。
細菌兵器を使用してのテロ。
しかもハイジャックされた飛行機によって…。
有り得ないとは言い切れないのでは。
今の世の中、この程度では驚くべきことでは無い。
と思えてしまうのが悲しい。
でも、特殊部隊の精鋭の凄さには、感動すら覚えます。
五味康祐の名作。
昭和30年の作品ながら、古めかしさは皆無。
何か不思議な感覚に陥ります。
舞台となる野球は、今も昔も変わらないということでしょうか。
あの長嶋でさえ入団前の巨人軍。
かろうじて名前だけは知る往年の名選手達。
そして、それを超えた存在感を示す伊藤一刀斎。
面白過ぎる…。
実は、この本にはもう一つ「一刀斎は背番号3」も収録されています。
こちらは、選手を引退した長嶋を救う物語。
五十を過ぎた一刀斎が低迷する長嶋巨人を助けるというもの。
これでさえ、昭和51年作。
こちらは先週も全員わかるし、面白さも倍増。
思わぬ名作に出会えました。
「オシムの言葉」の木村元彦の本。
これは、お薦めの一冊。
サッカーを切り口にしながらも、
世界の現実を教えてくれます。
政治、宗教、人種差別、貧困、…。
自らの身一つで、世界を股にかける選手達。
時代に翻弄されながらも生き抜く彼等の姿を、
克明な取材で綴ります。
これだけ世界各国を追い掛けるジャーナリストは、
他にはいないのではないでしょうか。
サッカーが世界標準であることを、
改めて実感させられました。
ジャーナリスティックなサッカー本。
世界に自慢できる一冊です。
佐々木譲の一冊。
今回は警察物ではなく、北海道が舞台。
まだ蝦夷と呼ばれていた幕末から明治期の物語。
開拓期の物語は、まるで西部劇のよう。
かなり意外に思えました。
でも、同じ日本の話。
まだまだ知らないことは、いっぱい有りそう。
読書意欲を掻き立ててくれます。
佐々木譲の北海道関連の本も、目が離せなくなりました。
三谷幸喜の自伝的小説らしい。
ちょっと疑わしいけど・・・。
ある高校の進学コースのクラスは、
運動会にも参加しないほどのお勉強組。
この設定が嘘っぽいけど。
とりあえずは参加するけど、極度の運動音痴。
その戦いぶりは、かなり笑わせてくれます。
でも、30%は真実という本人談。
はたしてどの部分が本物。
そのことが気になりました。
切ない…、でも面白い。
オフィスで女性部下二人が、
本の貸し借りしているのを見て、
思わず借りた四冊の本。
暫く机の下に置いていたけど、
図書館からの本が途絶えて、
ようやく読み始めることに。
そうしたら何と…。
漫画だった。
ビックリ。
でも漫画も嫌いじゃないし、
一気に読み終えました。
さすがに電車内は、ちょっと抵抗あったけど。
主人公のニコ。
小学生から中学生時代の多感な少女が、
他人に預けられての生活。
哀しくもあり、楽しくもあり。
漫画もたまには良いね!
福井晴敏の本。
宗教団体によるテロ。
といえば、イメージできるものは一つですが・・・。
この作品は他国との関わりや、
警察庁や市ヶ谷まで巻き込んだ壮大な物語。
一般人は知らないだけで、いろんな事が有りそうだなぁ。
そう思える作品でした。
実際のところは絶対に公にならないんでしょうね。
タイトルからは想像できぬ壮絶な話しでした。
警視庁を占拠し、幹部職員を人質に取る。
佐々木敏の奇想天外な、全く有り得ないような物語。
タイトルには、「中途採用捜査官」と頭に書かれています。
事務職じゃなくて、中途採用があるなんて・・・。
へぇ・・・、ですね。
でも、嘘じゃないみたいですよ。
物語りも、かなり丹念に調査した様子が伺えます。
自身調査による警視庁ビルの見取図も見事。
一般人にこれだけ知られてしまうのだから、
危険な無防備状態と言わざるを得ないのでは。
ちょっと心配になりますね。
警視庁関係者は、この本読んだらビックリした筈。
非現実的、と怒っているだろうか…。
反論も聞いてみたい気がします。
近藤史恵の本。
図書館で借りる本を探している際に、
このタイトルが目に飛び込んできました。
副題の「猿若町捕物帳」は、明らかに時代物。
女性作家の描く江戸の時代物。
ということは、お気に入りカテゴリーですから。
大根役者の「大根」の意でしたが、
実際は大根役者を演じる名優。
凝った状況設定で、面白い物語でした。
これからは、この作者も読んでいこうかね。
久々の横山秀夫。
検視官を主人公にした物語。
検視による死因の分析。
死体そのもの以上に、状況分析を重要視する。
状況は雄弁に何かを物語るのでしょう。
とはいえ、それを読み取ることができるかは、
検視官の技量次第。
しかも、正しいかどうかは誰も判断できない。
検視を通して、様々なドラマが繰り広げられます。
刑事物より興味深いですね。
さだまさし作。
映画化されたから、その名前は知っていました。
そして、徳島が舞台で阿波踊りが登場することも。
昨日、出席する結婚式への行き来の間に、
一気に読み終えてしまいました。
そのせいでしょうか。
余計に本作の親娘の絆に感じ入ったように思えます。
まだ一度も見たことのない阿波踊り。
もっと知りたくなりました。
寺社や宗教と無関係の純粋な祭りとのこと。
何だか惹かれます。
三冊連続の山本一力。
図書館で未読の書をこんなに見つけられたのは驚き。
でも、見つけた時は嬉しかった。
この飛脚の物語も傑作。
江戸と加賀を結ぶ三度飛脚の物語。
職業人に焦点が当てられるのが良いところ。
個性たっぷり主人公達の姿が、目に浮かびます。
かなりリアルに描かれているからでしょう。
一日にどれだけ走って、どこに泊まるか。
何か文献に残っているのでしょうかね。
宇江佐真理を一歩リードというところかな。
続けて山本一力作品。
深川の大店の主と、賭場の貸元。
この男二人の関係。
かなり格好良い。
江戸時代が舞台だからこそ描けるのかもしれません。
現代では、こんな純粋な関係は成り立たないでしょう。
それにしても乗っ取り屋一味との攻防。
江戸の情報戦といった感じです。
次の一冊も山本一力。
う~ん、期待大です。
深川の水売りの物語。
この界隈を描かしたら、山本一力が断トツでしょうね。
知らない筈の水売りの仕事が、
以前からよく知ってるかのように思えるから不思議です。
水の貴重さは現代の比ではないでしょう。
扱う心意気は、なかなか格好良いものです。
当たり前ですが、薬での処理など無い時代。
どんな味だったんだろう?
凄く美味しいのか、それとも…。
気になります。
江国香織の本。
見事な江国ワールド。
ちょっと奇妙な家族の物語だけど、
淡々と日常が描かれています。
やっぱり家族って大事。
改めてそんな風に思えます。
正月、こんな言葉を聞く機会がありました。
「家族を想い、正しく生きよ。」
心に響く一言。
今年はこれだ!
お気に入りの小杉健治の作品。
すっかり時代小説家になってしまったみたい。
副題は天保怪盗伝。
同心と盗賊変化小僧の奇妙な関係。
読み進めていくうちに何となくわかったけど、やはり予想通り。
だからといって安易な設定ではないし、十分楽しめました。
物語とは別に、兄妹の微妙な関係が、
もう一歩進むのを期待したのですが。
遅々として進まず、そこだけは残念なところ。
でもこれはシリーズ物として想定しているからかな。
逆に期待できます。
佐々木譲の作。
今年発表の「警官の血」が、かなり高い評可。
かつての作品も読んでみたくなりました。
盧溝橋事件時代の飛行機乗りの物語。
騎馬武者のような一対一の戦いに魅力を感じる者たち。
敵同士であっても、何か通ずるものがあるのでしょうね。
「飛行機乗り」という特別の感覚なのでしょうか。
戦争という、決して美化してはならないテーマですが、
空を自由に操る者だけに許された爽快感。
そんな感覚を味わえたような気もします。
但し、現代の飛行機には有り得ないものでしょうが…。
宇江佐真理の作。
これはお薦め!
心が和みますよ。
火消しの頭の吉蔵と武家の倅の太郎左衛門。
この祖父と孫のような歳の差の二人ですが、
何とも良い味を出しています。
太郎左衛門、通称「たろちゃん」。
学問も武術も取柄はないけれど、人柄だけは抜群。
平凡だが幸せな人生を送るであろう、たろちゃん。
今の世にも繋がるような、心温まる話しでした。
まさに、「無事、これ名馬」です。
損料屋喜八郎始末控え。
山本一力のシリーズ物。
シリーズで進む話は、楽しみ方も多くて良いです。
完結する話しと、前作から繋がる話し。
主人公達の恋物語も、展開が楽しめます。
損料屋という仕事も、当時としては不思議。
もうちょっと調べたくなりますね。
富岡八幡宮界隈が生き生きと描かれています。
久し振りに訪れたくなりました。
重松清の短編集。
四編全てが「死」と関連した物語。
とはいえ、ただ暗い哀しい話しで終わらないのが重松作品。
どの物語もが、家族こそが主題。
だから身近に感じられるのでしょうか…。
実際の自分自身の境遇とは全く異なるんですがね。
綺麗事でない現実らしさが、心に深く響くのでしょう。
電車内で思わず涙ぐみそうになり、ちょっと困りました。
No.1のベストセラー作品。
家族全員が読みたがり、結局買うことに。
予想以上の出来でした。
貧乏ネタで笑わせる本かと思ったら、全然違う。
勿論そんな場面も多いけど、本質は別の所に存在していた。
半端じゃない家族愛を感じました。
上辺ではない本物を。
世の中、皆ぬくぬくと育ち過ぎているかもしれませんね。
会社帰りの駅のバス停。
隣で待つ女性も、この本を読んでいました。
ベストセラーになる訳です。
小杉健治の三人佐平次捕物帳シリーズ。
前回読んだ本の方が、後の作品。
順番が逆になったので、若干戸惑いました。
基本の物語は一話完結ながら、全体の流れもあるから。
今回の神隠しは、盗人の悪だくみ。
複雑におりなす仕掛けを徐々に崩していく三兄弟。
キャラクターが一段と際立ち、面白さも増しているよう。
シリーズは、どこまで続くのだろう?
いつも次の話を読みたくなります。
続けての小杉健治。
一話完結ながら、シリーズとしての展開も興味津々。
今回の話は、花魁との駆け落ち話が発端でしたが、
こちらの興味は主題の裏にある次男の恋物語。
こんな読み方は、異端なんだろうけど・・・。
でも、気になる。
どんどん読み進めなくては。
小杉健治のシリーズ時代物。
今回はいつも脇役の次男が、かなり全面に出ていました。
体の大きさだけが取柄の次男だから、
どうしても脇に追いやられるのが常だけど、今回は別。
その体躯を活かしての話しに、恋愛まで繋がって
何だか微笑ましい雰囲気。
ただの時代物でないところは、流石です。
伊坂幸太郎の作品。
既に映画になってるから名前は知っていた。
でも伊坂作品は、読むのには難解・・・、と思ってたら。
さすがに映画化されるだけあって、読み易かった。
展開も面白く、終盤は意外な結末が連続して読み応え有り。
続編を期待したい一冊。
映画も見たくなりました。
何となくタイトルに惹かれました。
作者は、山本音也という人。
山本一力の棚を探している中で、
このタイトルが目に入りました。
時代劇かなと思いましたが、
実際は戦後間もない頃の和歌山が舞台。
ここでも「桜」の描かれ方も、やはり物語の核。
日本人には、「桜」
といったところでしょうか。
鎌田敏夫の本。
テレビドラマの恋愛物語で有名な作者。
ちょっと試しにと思ったけど、なかなか面白かった。
大人の恋に京都を舞台にするのは格好良いです。
のんびりと散策するのも楽しそうだし。
それにしても最後の展開は、全く予想できなかった。
「やられた!」っていう感じですね。
建築について語られる部分の、このセリフも気に入りました。
「昔の建築が美しいのは、
ものを造ることに対する祈りがあるからだ。
造っている人間の心があるからだ。
今の建築は、いかに効率よく建てられるか、
いかに効率よく使えるか、それしかない。
そんな建物には、すぐに飽きるよ。」
響きます・・・。
浅倉卓弥の短編集。
何れの物語も、テーマになるのは人の死と霊。
とはいえ決してホラーではなく、日常の出来事。
身内に不幸があったら、こんな経験は有り得そうだなぁ、
なんて思える話しです。
味わいの有る作品でした。
あさのあつこ作品。
ちょっと予想と異なる物語でした。
少し重たいテーマで・・・。
といよりも、あさのあつこの何たるかを知らないので、
勝手な思い違いかもしれません。
あと驚いたのは、これが元々は無料携帯サイト用。
へぇ~・・・。
時代は、かなりの勢いで進歩しているんだと、
そう感じさせられます。
深川黄表紙掛取り帖【二】。
山本一力作品。
この四人組の物語は、本当に面白い。
江戸時代の広告代理店といったところでしょうか。
如何に売り込むか?
如何に驚かすか?
如何に喜ばせるか?
商売の基本を教わるような、
そんな楽しみまである物語。
土佐の日本酒と鰹の塩辛を江戸に売り込む。
今なら何てこと無い話しでも、時代は江戸。
次は何を売るんだろう?
楽しみ!
小杉健治の三人佐平次捕物帳シリーズ第五弾。
文庫の書棚で見つけてから、嬉しくて続けて借りました。
お気に入りの作家のシリーズですからね。
図書館にはまだ何冊かあった筈。
次回は一気にあるだけ借りようかな・・・。
今回の物語には絶世の美女が登場。
時代物とはいえ、こういう設定も面白い。
三人のキャラクターにも磨きがかかり、
読み応えも十分です。
小杉健治の時代物シリーズ。
図書館の文庫棚で見つけました。
普段は単行本の書棚から選んでいるのですが、
今回は出張用に軽い本を選びたかった。
ということで文庫本コーナーで見つけました。
何冊もシリーズがあってビックリ。
続けて読まなくては・・・。
シリーズ物は、思い入れも強くなるし、
人物像も徐々に鮮明になっていきます。
テレビドラマでシリーズ化しても面白そう。
風野真知雄の作。
著者は全く知りませんでしたが、タイトルが気になって。
思わず借りた一冊です。
ここでの「ニコライ」とは、大津事件でのロシア皇太子のこと。
強引な仮説を基に、この本を仕上げています。
大胆な設定ながら、有り得なくもない、と思わせます。
歴史のこの部分には詳しくありませんでしたが、
ちょっと勉強したくなります。
やはり実在の人物名が登場すると、真実味が増しますね。
あの「あさのあつこ」の時代小説。
「バッテリー」の作者ですよね。
このジャンルの小説も書くとは知りませんでした。
徐々に幅を広げているのでしょうね。
この作品も面白かった。
最後がちょっと唐突で違和感を感じたけど…。
まあ作品の評価を下げる程では無いけれど。
他の本も読んでみたくなりました!
夏の読書にはお薦めの一冊。
怪談とまではいかないまでも、その類い・・・。
しかも作者は浅田次郎。
単なる怪談ではありません。
情緒もたっぷり、物語としても十分に面白い。
やっぱりこれもまた夏の風物詩なのかな。
山本一力の本。
当然、作者で選んだ一冊です。
すると内容は、清水次郎長の話し。
何だか懐かしくなりました。
一つは、その地域性。
出てくる方言や土地の名は、当然ながら故郷に近いもの。
自然に言葉が入ってきます。
もう一つは、テレビドラマの影響。
竹脇無我が次郎長役を演じたドラマが気に入ってました。
実際に見たのは再放送。
平日夕方に毎日見るのが楽しみだった。
ということは、見たのはいつ頃なんだろう?
調べたらオリジナルは小学4年生の時だけど・・・。
そして今回改めて驚いたのは、
清水次郎長に対する知識の無さ。
実在の人物だったことは知っていても、
テレビドラマの影響が強すぎるのか、時代劇イメージ。
幕末から明治を生きていたことが不思議に思えます。
やはり博徒だからでしょうかね。
新撰組や幕末の志士のようには扱われない。
仕方ないのかなぁ。
別の次郎長本も読んでみたくなりました。
風烈廻り与力・青柳剣一郎という副題。
小杉健治の新刊の文庫本です。
普段は単行本コーナーしか覗かないんだけど、
気に入った本が見つからなかったので文庫本コーナーへ。
それで、この本を見つけました。
小杉健治作品が、意外と数多く並んでいるのにビックリ。
単行本コーナーで、なかなか新作を見かけない筈です。
法廷物ばかりでなく、時代物にも力を発揮してますね。
このシリーズも、しっかり追いかけなくては。
佐山一郎の本。
サッカー関連のライターとしては名の知れた人。
2000年までのネタなので、やや古いんだけど、
サッカーファンとしては全く気にならない。
コラムの殆どは、週刊サッカー専門誌に掲載されていたもの。
普段読むのとは別の方に掲載されていたので、
読んだことないネタばかりだから楽しめました。
でも何と言っても驚いたのは・・・、
掲載ネタの中に知人の名が登場してきたこと。
仕事を通じて知り合った人なんですが、超のつくサッカーマニア。
というよりもアルゼンチンマニアなんです。
W杯でアルゼンチンを追いかける為に、4年間働いているような
そんな大物なんですがね。
たぶんサッカー関係者の間でも有名な程。
実際に別の機会でも、雑誌に何気なくネタとして登場したり・・・。
何かちょっと嬉しくなりました。
副題が「女剣士ふたり」。
このタイトルに、つい・・・。
作者は鳥羽亮という人。
初めて読むことになりました。
仇討ちを軸に進む物語。
まだ小さな姉弟が剣豪に臨むという設定。
支える面々のキャラクターも、なかなかのもの。
楽しめました。
市立図書館で借りられるのは、一回に五冊まで。
五冊すんなり決まらない時は、
小説以外の書棚にも目を向けることにしています。
それは、サッカーとアイルランド物。
今回は、そのアイルランド物を探していて見つけた一冊。
アイルランド=ケルトではありませんが、かなり近い言葉。
改めてケルトの勉強にと思い・・・。
欧州文化の根底にもケルト文化が存在することを知り、
何故か心強い気持ちにさせられます。
不思議な感覚ですが・・・。
アイルランドを訪れたのは、既に19年前。
もう一度訪れて、あの緑の大地を踏みしめてみたい!
そう思わせてくれる一冊でした。
重松清の作。
テーマは家族。
結婚、離婚、そして再婚。
離れて暮らす実の娘と、共に暮らす妻の連れ子。
経験は無いけれど、想いはわかるような気がします。
人目を気にせずに済むガラガラ電車だったせいか、
ちょっと涙ぐみそうに…。
満員電車でなくて良かった。
W杯での数々の逸話。
サッカー通としては、かなり知った話しが多かったけど、
いくつかは新しいネタ。
世界はサッカーで回っていると改めて認識しました。
サッカーこそ、紛れも無い「世界共通言語」。
面白い!
浅田次郎の時代物短編集。
特に表題作は秀逸。
「お腹召しませ」とは、切腹しなさいの意。
お家取り潰しを避けるための唯一の手立ては自害すること。
家族皆が、あっさりとこのセリフを言い出す始末。
最後には、「やっぱりやめた」となるのだが。
途中の有様は滑稽です。
他作品も現代社会を上手に投影した形での物語り。
相変わらず読み応えある作品を書いてくれます。
小杉健治の新刊。
図書館で新刊に借りられるのは珍しい。
ラッキーでした。
今年発行の本ですからね。
まだ新品同様だから気分も良いし・・・。
内容は、「引きこもり」「アルツハイマー」といった
現代の病が織り込まれた中での事件が展開。
アルツハイマーにより記憶が失われつつある中で、
昔の恋人に会いたいという一途な気持ち。
そして引きこもり青年が、それを手助けしながら立ち直っていく。
比較的シンプルな筋書きながら、現実の世界の
有り得る話しとして共感できます。
NHK出版の本。
ということはNHKでのドラマ化は確実。
楽しみです!
ついに読破!
福井晴俊の超大作。
上下巻合わせて1000ページ以上、しかも二段組み。
単なる量だけでなく、中身もかなり濃厚でした。
やはり映画とは異なるストーリー展開。
でも原作者が映画の脚本にも協力したみたいだから、
まるっきり偽物ではないけど・・・。
でもやっぱり本の方が、断然凄い。
途中、話しの展開が違うんだなぁ、
という程度で読んでいたのですが・・・。
何と言っても一番の違いは、戦争の悲惨さ。
これほど大胆に克明に描かれたのでは・・・。
とても映画にはできなかったのでしょう。
あり得ないようだけれども、これがたぶん現実。
やるせない気持ちにさせられます。
本を忠実に再現したものを映像で見てみたい。
SFとして、そして反戦の物語として!
小杉健治の作品。
久々に新しい(比較的ですが)本を読めました。
そもそもが殆ど読んでいるので、なかなか新しいのに出会わない。
でも、本作品は新鮮でした。
児童虐待という新しいテーマである一方で、
デビュー作「原島弁護士の愛と悲しみ」に通じる部分もあり。
主人公の家族への愛の強さを思い知らされます。
海老沢泰久の短編集。
表題は、ゴルフのOK。
確実に入る距離のパットを打たなくてもOKする意。
ゴルフ以外も含めて、スポーツが主題の短編。
スポーツ好きには、描かれた心理がなかなか面白い。
これって案外と身近なテーマなのかもしれません。
福井晴俊の短編集。
防衛庁情報局のAPが主役。
APとはAssisting Police Officer の略称。
普段は一般人として日常生活を営んでいるが、
召集がかかれば秘密任務を実行する。
へぇ~、こんなのあったんだぁ。
ちょっと驚きながらも、引き込まれるように読み終え